アジアブログ

 

 
 

2010年8月16日 【ベトナム】
タイビンと日本


ハノイ現地留学生
宇都宮まゆみ



週末にハノイからバスで3時間程かけて、友人のふるさとタイビン省に行ってきました。
一般にベトナム人は手先が器用と言われ、ハノイ近郊にもシルクの織物や陶器の焼き物を つくる
伝統工芸村がたくさんありますが、私が今回訪ねた村も多くの人が伝統工芸に携わっていました。


みなさん、こちらの絵をご覧ください。



  



これはなんだかお分かりいただけますでしょうか。
一見、普通の絵に見えることと思いますが、これらは刺繍絵で全て刺繍で描かれています。
写真だから刺繍と分かりにくいと思われるかもしれませんが
実際に近くでみても刺繍とは分からないほどでした。
上の絵はこの村一番の技術者でありこの店の主人であるおじさんによって作られたもので、
ハノイの旧市街にも刺繍絵が多く売られていますが、
ここの絵は本当に品質が高く値段も数倍すると聞きました。
現在は韓国人の方に依頼されて、そのお客様の肖像画も刺繍で作っているそうです。







そして、この村では日本の帯も刺繍されています。



  



聞いたところの話によると、主にホーチミン市在住のベトナム人、日本人、韓国人が
買い付けにくるようです。品によりますがだいたい上の帯は1本7万円くらいで売るそうです。
帯を何本か見せてもらいましたが、とても綺麗でした。

 

少し考えれば帯の刺繍がこういうところで作られているのも全く普通な話ですが、
私にとってはすごく新鮮な感じを受けました。
帯の刺繍がいつから始まったのかは分かりませんが今年24歳になる私の友人は
幼いころから「オビ」や「キモノ」という言葉をよく聞いたから
20年以上は作っているんじゃないかと言っていました。
伝統的なもの一つとっても、知らないところでつながっているのだなあと感じました。



 

 



著作権について

本サイト内の記事、コンテンツ類の無断転載、複製および転送を禁じます。このような運営の妨げになる行為に関しては、損害賠償を求めることがあります。