アジアブログ

 

 
 

2011年3月17日 【ベトナム】
ベトナムのお寺


ホーチミン現地留学生
川村 敦



今月は、ベトナムのお寺について書きたいと思います。


ベトナムのテト(旧正月)にベトナム人の友人と一緒にお寺回りをする機会がありました。
お釈迦様に拝むだけでなく、お寺に祭っている先祖、亡くなられた家族にも拝みにいきます。


日本でいうところの初詣+お墓参りみたいなものでしょうか。

 

ベトナムの典型的なお寺に初めて訪問する日本人は、きっと、
派手すぎる・・・という感想を持つことだと思います。
外観にしろ、内装にしろ、とにかくカラフルで、派手なのが特徴です。

 

一枚目の写真は、私が実際に訪問したお寺です。
まず目に付くのは、ピンク、黄、あお、と色とりどりな外観です。



 



続いて内装は、どうなっているかというと、まるで、天国を思わせるかのような造りとなっています。
日本だと、薄暗く、静かなたたずまいで、中に入ると、外界を忘れてしまうような気分になりますが、
ベトナムのお寺では、少なくとも私は、なかなか、落ち着くことができません。



  


そして、日本とベトナムのお寺の違いは、外装や、内装だけではありません。
だいたいどのお寺にいってもあるのが、下の写真の仏像です。




日本でよく見かける仏像の姿は、ブッタの転生する前の姿で、
下の写真のブッタの姿は、転生後の新たな姿だといわれています。
拝むことで、私たちに、幸せや、喜びをもたらすと考えられています。
もちろん、私も拝みました!

 

ベトナムのお寺は、とにかく、派手なものが多いです。
ですが、中には、中国様式のお寺があったり、日本と雰囲気の似ているお寺があったりと、
過去においてアジア地域一帯で、文化の行き来があったことが考察されます。

でも、やはり感じることは、バイクの色もそうですが、
ベトナム人は、派手な色、派手なものを好む傾向があるのでしょうか?


※このレポートは、大学生の生の声をお届けするものです。




 

 



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