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2011年4月15日 【中国】
発展途上のCBD


北京華通広運物流有限公司
柳田 洋


 

 


北京の経済の中心地・CBD (Central Business District)。


以前に比べるとたくさんの高層ビルが林立するようになってきたのですが、
一方で、かなりの中心地でも、写真手前の工事現場のように、
未開発の場所がまだまだたくさんあります。


中華人民共和国成立後、この地区は北京第一工作機械廠を始め、
多くの工場が立ち並ぶ工業地帯として発展しました。
しかし、1980年代後半、
中国国際貿易センタービルが建設されたのを皮切りに、
多くのオフィスビルが建設され、
北京最大のビジネス街へと変貌を遂げました。


現在はアメリカの大手建築設計事務所の開発計画に従って、環境に配慮し、
ゴミや二酸化炭素の排出を抑えた緑の多いビジネス街を目指して、
開発が進められているのだそうです。


今はまだ工事現場の砂ぼこりが舞い上がる発展途上のCBD。
しかし、全ての開発計画が完了した暁には、中国のみならず、
世界を代表するビジネス街に成長を遂げるのではないかと思います。

 


 


 


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