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2011年6月9日 【中国】
馬六


北京華通広運物流有限公司
柳田 洋


 

 


中国の若者に最も人気がある日本車は、トヨタでも日産でもホンダでもなく、
写真の馬六(まーりゅー)、マツダのアテンザです。


馬六というと昔の日本の農家の六男の名前のようですが、
正式名称は馬自達 6(まーつーだー・りゅー)、略して馬六です。


マツダ・アテンザは、日本でも自動車ファンから高い評価を受けているようですが、
爆発的に売れている、というわけではないようです。


しかし、中国では馬六は爆発的に人気があり、
日本の三大自動車メーカーの各モデルを抑えて、
人気ナンバーワンの座を獲得しています。


なぜ馬六はそんなに人気なのか?


中国人の友人に訊いてみたところ、
「デザインがカッコ良い」、「色がきれい」、
「値段の割に車体が大きい」、「イメージが良い」などなど。
究極的には「馬六に乗っていると、友達に自慢できる。友達から羨ましがられる」
というところに行き着くようです。


何事もメンツの国・中国。
中国でモノを売るためには、
「この製品を持っていると、お客様は友達に自慢できるのか?友達から羨ましがられるのか?」
という観点からも考えてみる必要がありそうです。


 


 


 


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