アジアブログ
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2011年7月21日
【中国】
もしもの世界
北京華通広運物流有限公司
柳田 洋
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私の家の近くにある「比如世界(びーるーしーじえ)」と書かれた大きな建物。
ここは1万㎡の広大な建物内で、3歳から12歳までの子供たちが
様々な職業を体験できる施設です。
「比如世界」とは日本語に直訳すると「もしもの世界」。
ここは子供たちが、「もしもボクがパイロットになったら」、「もしも私が看護婦さんになったら」、
という「もしもの世界」を体験できる教育的アミューズメント施設なのです。
入場料は子供1人160元(2,000円)、大人1人60元(750円)ですので、
3人家族で行くと280元(3,500円)と決して安くはないのですが、
「子供の教育のため」ということであれば、財布の紐は緩むのでしょう。
日本では同様の施設として、キッザニア東京が2006年に、
キッザニア甲子園が2009年にそれぞれ開業しています。
「比如世界」がキッザニアの単なるものまねだとしても、その追いつく速さには驚かされます。
もっとも「比如世界」側は、「独自開発だ」、もしくは逆に、「キッザニアがマネした」
と言い張るのでしょうが...。
数年前までは、土日に親子連れで遊びに行くとすれば、市内に数箇所ある遊園地か、
ウインドーショッピングぐらいしかなかった北京の街ですが、
今や「比如世界」のようなアミューズメント施設がどんどんできつつあるのです。
「比如世界」:http://www.beyou.cn/
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