アジアブログ
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2011年7月25日
【ベトナム】
ベトナムの住宅事情
ホーチミン現地留学生
川村 敦
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どんな国でも、その国の風土、気候、文化に合わせた独特の家造りになっていますように、
ベトナムももちろん、ベトナム風の家造りになっています。
まず、ベトナム(ホーチミン)の建築は、横に狭く、奥行きがあります。
また、縦長で、家と家の隙間がなく、隣の家と壁がくっついているのが特徴といえます。
外観からは見えませんが、いくつかの工事中の高層ビルをみると、
壁は実はレンガ造りであることがちらほら見受けられます。
ベトナムでは、地震がめったに起きないと言われてますが・・・
日本の住宅と大きく違うなと思う点をあげたいと思います。
1玄関がない。家のドアをあければ、さっそく、客室もしくは、リビングルームになっています。
2床はセメントでできています。
3壁は、レンガでできています。
4仏教の家なら、先祖を拝む仏壇らしきものが必ずあります。
5寝る際は必ず家の「中」に、バイクを入れます。
5は、バイクを家の中にいれず寝ると夜中のうちにバイクが盗まれてしまうからだそうです。
ベトナム事情を考えれば、当たり前のことですが、言われて初めて、
日本では、バイクをわざわざ家の「中」に入れるという行為はおこなっていないなと気づきます。
そして、この2点の写真は、ベトナムの経済格差をもの語っていると思います。
金持ちは、静かで、治安のいい場所に、立派な洋風の家を建てています。

一方で、お金がない人は、汚染され、悪臭が漂う川沿いに、
鉄?でできたペラペラの壁と屋根で覆われた家に住んでいるのが現状です。
人や食べ物だけでなく、家も、その国の「顔」の特徴をあらわす重要なアクターであることは
間違いないですね。
ですが、個人的には、日本の建築のほうがすきです。
※このレポートは、大学生の生の声をお届けするものです。
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