アジアブログ
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2012年3月15日
【中国】
ワイン専門店
北京華通広運物流有限公司
柳田 洋
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写真は当社のオフィスがある幸福大厦の
近くのビルの中にある、
「Wine Bank」というワイン専門店です。
置いてあるワインはほとんどが輸入もので、
価格帯は1本200-300元(2400-3600円)が中心。
200-300元といえば、北京では大卒初任給の
1/10前後の金額ですから、
所得水準からすればかなり高額なのですが
それでも商売は繁盛しているらしく、
この「Wine Bank」に限らず
今北京では市内の至る所に
こうした輸入ワインを売る
ワイン専門店ができています。
以前の中国では、宴会の酒といえば、アルコール度数が50度以上ある
白酒(ばいじょう)が主流でした。
しかし、今、北京で宴会に参加すると、ほとんどの場合出てくるお酒は
紅酒(ほんじょう、赤ワイン)です。
白酒は干杯(かんぺい)を繰り返して、大いに酔っ払って心を通わせ合う、
重要なコミュニケーションツールだったのですが、さすがにそんなことを繰り返していると
体を壊してしまうことがわかり、アルコール度数が低く、なおかつ健康にもよい紅酒に、
取って代わられることになったのでしょう。
全てを手に入れた人が次に望むのが、健康と長寿であることは、
秦の始皇帝の昔から変わりません。
中国では今後、金持ちが増えるに従って、飲まれるお酒の色も
白から赤へとシフトしていくのではないかと思われます。
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