アジアブログ

 

 

2009年6月25日 【中国】
朝ごはんセット

北京華通広運物流有限公司
柳田 洋

 オフィスのそばにあるお粥屋さんが配っていた朝ごはんセットの割引チケットです。




 



  豆乳と油条(ようてぃやお)と呼ばれる揚げパン、それにゆで卵がついたセットが5元(70円)、肉まん3つと豆腐脳(どうふなお)と呼ばれる豆腐の餡かけのセットが6元(84円)などなど。


  あとはお粥やワンタンなどさっぱりしていて消化の良さそうなものが並んでいます。


  中国の人たちの朝ごはん摂取率はほぼ100%だと思います。


  「日本人には朝ごはんを食べない人もいる」というような話をしようものなら、朝ごはんを食べないことがいかに体に悪いか、ということを滔々と語られます。


  これだけ朝ごはんを食べる人が多いと、そこにビジネスチャンスも生まれます。


  写真の割引チケットのお粥屋さんの他、中国系や欧米系のファストフード店、コンビニ、朝食販売スタンドなど、様々な業態のお店がしのぎを削っています。


  「5元とか6元の朝ごはんを売って採算は合うのか?」とも思うのですが、人件費が安くて家賃が高いここ北京では、「少しでも需要があるなら客単価は安くても、店を稼動させた方が良い」という判断になるのではないかと思われます。







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